
参拝のご案内
拝観時間
9:00~17:00 (最終受付16:30)
拝観料
■通常期 500円
■ウイーク期間 1000円
※高校生以下は無料です。
※ご祈祷・法要・講の方は無料
□年間入山券(ウイーク期間含む):5000円(随時受付)
◎新緑ウィーク(例年GWあたり)
◎あじさいウィーク(例年6月中)
◎紅葉ウィーク(例年11月中旬より12月上旬)
ペットの入山の際にはマナーベルトが必須となります。
ウイーク時期のみペット1匹にあたり500円頂きます。
環境保全の観点から参拝の折には,靴袋をご持参くださいませ。

フェリシモさんのアジサイの傘を使用し、あじさいウイークの時期のみ開催しています。

今年,京都の祭典「都をどり」で演目になった景色が再現されます。

勅使門(四脚門)-京都府指定文化財

京都府有形文化財 江戸時代建立 柳谷観音 楊谷寺の本堂は、古くより眼病平癒の祈願所として信仰を集める、柳谷観音の中心となるお堂です。 堂内には、十一面千手千眼観世音菩薩をご本尊としてお祀りし、多くの参拝者が病気平癒や心願成就を祈り、手を合わせています。 また、本堂内部の天井には、三段構えによる「格天井(ごうてんじょう)」が広がり、格式高い空間美を今に伝えています。 格天井とは、格子状に組まれた日本伝統の天井様式で、重厚さと優雅さを兼ね備えた意匠です。三段に重なる造りは大変珍しく、堂内に厳かな趣をもたらしています。 静かな祈りの空気に包まれた本堂は、歴史と信仰、そして日本建築の美しさを感じられる場所となっています。

江戸時代に建立された勅使玄関は、屋根に「檜皮葺(ひわだぶき)」を用いた格式高い建築です。 檜の樹皮を幾重にも重ねて葺く檜皮葺は、古来より神社仏閣や皇室ゆかりの建物に用いられてきた伝統技法であり、やわらかな曲線美と落ち着いた風格が特徴です。 自然素材ならではの美しさと職人の技が息づく、歴史ある佇まいをご覧いただけます。天皇家や勅使の方をお迎えする間。使者の間ともいう

龍の口から湧き出る清水で身を清め、祈りの前に心を整える神聖な場所です。 柳谷観音は、全国へ広がった「花手水」発祥の地としても知られ、四季折々の花々で彩られた龍手水は、多くの参拝者を魅了しています。

ご本尊-十一面千手千眼観世音菩薩 ご本尊「十一面千手千眼観世音菩薩」は、古くより眼病平癒の観音さまとして篤い信仰を集めています。 通常は秘仏としてお祀りされており、特別祈祷の際、そして毎月17日・18日のみご開帳されます。 平成10年の大修理の際には、ご本尊の胎内より「胎内文書」が発見され、鎌倉時代にはすでに多くの人々の信仰を集めていたことがわかっています。 また、観音様の両脇には、右に「勝敵毘沙門天王」、左に「将軍地蔵大菩薩」が祀られており、清水寺の十一面観音の脇侍と同様の形式となっています。こちらも通常は扉が閉じられています。 なお、当山は「新西国霊場 第十七番札所」に指定されています。

書院は、向こうには、京都府指定文化財庭園「浄土苑」が広がり写経や写仏を体験していただけます。 またその歴史ある佇まいから、映画やドラマ、CMなど数々の作品のロケ地としても使用されています。

江戸時代中期に造営された名勝庭園「浄土苑」は、山の地形を活かした三層構造の景観が特徴の鑑賞式庭園です。 その美しい眺望は、作庭家・重森三玲氏の『古都百庭』にも選ばれています。 庭園内の巨石は菩薩様に見立てられ、十三仏が表現されています。

第一層目は書院からの眺めです。第二層目は階段を上り反対側からご覧いただく部分となります。第三層目は上書院からの眺めとなり、三層全ての眺めをお楽しみいただけるのは上書院限定公開の時のみとなります。 書院の二階から眺める浄土苑の新緑や紅葉が絶景です。(限定公開)

東山天皇は皇子誕生を願い、この地でご祈祷を受けられました。後にお生まれになったのが、第114代・中御門天皇です。 東山天皇は、皇子誕生の暁には観音像を奉納すると誓願されましたが、その願いを果たされる前に崩御されました。 その後、中御門天皇の勅命により観音像が造立され、奥之院本堂建立まで御所に祀られていたと伝えられています。


江戸時代再建 堂内には、豊臣秀吉公の側室・淀殿より寄進されたと伝わる厨子の扉が今も残されています。 扉には寺紋と豊臣家の家紋が並び、当時の歴史と信仰の面影を今に伝えています。

愛染堂にお祀りされる愛染明王は、煩悩や欲を悟りの力へと変えるとされる明王様です。 特に「愛」の仏様として信仰され、良縁成就・夫婦円満・人とのご縁を結ぶご利益で広く知られています。 燃え上がる炎を背にしたお姿は、人々の迷いや苦しみを焼き尽くし、真実の願いへ導く力を表しています。 また、愛情だけでなく、人との巡り合わせや仕事・人生のご縁を結ぶ仏様としても篤く信仰されています。

弁財天は、美と芸能、財福を司る神様として信仰されています。 水の神様としても知られ、良縁や才能開花、心の美しさへ導いてくださる存在として、多くの方々に親しまれています。 柳谷観音では、弁財天さまのご縁をいただく御朱印「美心(びしん)」を授与しております。 「身も心も美しく」という願いを込めた御朱印で、内なる美しさを育む祈りが込められています。 また、「美心」のお守りも授与しております。

眼力稲荷社は、伏見稲荷大社より御分霊をお迎えし、江戸時代にお祀りされたお社です。 古くより“眼力”を授けるお稲荷さまとして信仰を集め、眼病平癒のみならず、物事の本質を見抜き、未来を見通す「先見の明」のご利益があると伝えられています。 朱色の鳥居が連なる静かな参道は、神仏習合の 祈りの空間となっており、紫陽花の季節には、石段を彩る「眼力花階段」が登場します。

独鈷水は、弘法大師・空海ゆかりの霊水として伝わる、柳谷観音の清らかな湧き水です。 弘法大師空海が独鈷で地を突き、加持されたことで湧き出たと伝えられており、古くより眼病平癒の霊水として多くの信仰を集めてきました。 また、この水には龍神 様が宿るとも言われ、清浄な力を持つ特別なお水として大切に守られています。 古来より病気平癒や不思議なご利益など、奇跡的なお話が数多く伝わっており、現代においても多くの方々より喜びのお声が寄せられています。

受付では、拝観受付をはじめ、ご祈祷のお申し込み、御朱印・お守りの授与、写経写仏体験 、各種教室やワークショップの受付を行っております。

琴手水は、水琴窟の美しい音色をお楽しみいただけます。 上書院の裏手にひっそりと佇み、耳を澄ませると、水滴が奏でる澄んだ響きが静かに広がります。

寺宝庫には、歴代天皇家より賜った御下賜品をはじめ、柳谷観音に伝わる貴重な寺宝が大切に収蔵されています。 長い歴史の中で受け継がれてきた寺宝の数々は、当山と天皇家との深いご縁、そして人々の篤い信仰の歴史を今に伝えています。
